ポルトガルで生まれた「コルクタイル」にこだわる
300ミリ×300ミリ、厚みは4ミリのコルクタイルを貼ります。
コルクタイルは熱伝導率が低く、吸音性に優れた床材です。
素足でも暖かく感触もよいため人気があります。

床仕上げの場合も、クロス貼りと同じく「下地処理」が肝心です。
床の下地組は合板のため、突き合わせ部分にパテ処理を行い、平らな下地を作ります。

30センチ角のコルクタイルが均等に貼られるように、割付け(美観上このましい仕上がりにるすために材料の寸法に合わせて貼り出す位置を決めることです)の墨出しを行います。
赤いチョークで引かれている部分です。

接着剤を櫛ベラで引いてからコルクタイルを貼って行きます。
チョーク墨に沿って、目地が綺麗にそろいます。

お部屋に比べて廊下は細長く、巾が狭いので両脇に半端な寸法ができやすくなります。
したがって半端な寸法でもバランスを考えて均等にカットします。
この現場では赤いチョーク墨から10センチのサイズでコルクタイルを両サイドに割り付けました。

廊下と寝室にコルクタイルが貼られました。